ご奉賛のお願い

第二期平成の大造営 趣意書 第二期平成の大造営 趣意書

三輪明神・大神神社は大和盆地の東南、秀麗なるお姿の三輪山を御神体山と仰ぎ、古来、本殿は置かず、拝殿の奥、三ツ鳥居を通して「お山」を拝する、日本最古の神社であります。 御祭神は神代の昔、大国主神が御自らの和魂(幸魂・奇魂)を三輪山に祀られ、大物主神と御名を唱え、併せて大己貴神・少彦名神を祀ります。世に社名「大神」を「おおみわ」と申し上げますように、神様の中の大神様として朝野の崇敬殊の外篤く、名神大社・三輪明神・大和国一之宮として広くそのご神威が仰がれ、明治以降にはその由緒によって官幣大社となりました。 殊に三柱の神様が力をあわせこの国土を開拓し、国家をつくりあげ農・工・商等すべての産業開発を図られ、国利民福の神・人間生活の守護神として、ご霊験あらたかに坐し、方除・治病・禁厭・酒造・製薬・交通・縁結び等、世に幸福をもたらし日々の生活に限りない恩恵を与えて下さるご神徳は実に広大無辺で、全国各地から敬仰され、その崇敬者は年々増加の一途を辿っております。 しかしながら、その社頭の賑わいを背に境内の諸施設を鑑みると、さきの平成の大造営で各位のご協賛を得、新たになりました拝殿・祈祷殿・儀式殿・参集殿こそ威容を誇っておりますが、儀式や直会等のための施設、神徳の宣揚又ご参拝者の休憩のための施設、大礼記念館・清明殿・社務所・宝物収蔵庫等は明治維新百年記念事業で建設なったものであり、半世紀を経てご参拝者の増加と共に狭隘となり、毎日の奉仕業務にも支障をきたす現状にあります。 もとより神社神道は、御社殿という建造物を通して神祭りを行う宗教であり、その中枢は祭祀にあります。したがって、神々の鎮まりますところを中心とし、境内には種々の建造物が建ち、その建物の果たす役割は昨今感性を大事にする時代においては我々が予期する以上に重要なものとなり、心の拠り所としての神社、生活の指針としての神道をアピールするのは、これら境内の諸施設であります。そこで、新しい時代に相応しい神社としてあまねく氏子崇敬者への利便を図るべく、諸施設整備拡充の時期であると判断した次第です。 今回の事業の中核は、神社で最も重儀な例大祭等祭典奉仕に附随する行事・直会等に活用し、結婚式の披露宴等ハレの式典にもお使いいただける直会殿と かねて大阪の篤信家からご奉納頂いた貴重な能舞台を復元し、奉納芸能を始め、講演会・発表会・地域の文化活動等にもご利用いただく能楽堂の建設であり、このことは、とりもなおさず、日本人特有の信仰心、美意識、自然観、歴史文化等、日本人としてのアイデンティティを大切にし、三輪さんに御心を寄せる方々の支えとなる情報発信の場「和のこころの殿堂」ともいうべき会館を建設することであります。 依って、敬神崇祖の念篤く、三輪明神の広きご加護の下、尊いご神縁を結ばれておられます信仰深き皆々様のご理解とご賛同と絶大なるご協力をいただきたく、ここに「第二期平成の大造営奉賛会」を設立し、ひたすら大神様のご加護のもと奉賛事業が滞りなく見事に完遂するよう切に念願する次第であります。 大神神社は「もっとも古くしてもっとも新しい神社」として、神体山三輪山の尊厳なる霊域を永く維持し、日本最古の神社としての伝統を護持して、将来にわたるご神徳の発揚のためにたゆまぬ境内整備を進めていかなければなりません。 なにとぞ右の趣旨にご理解とご賛同をいただき、格別のご協賛を賜り度、ひとえにお願い申し上げます。
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大和国一之宮 三輪明神 大神神社
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