ご神花「ささゆり」の開花状況
開花状況
2023年6月6日 更新
「ささゆり園」内の様子(6月6日)
「ささゆり園」内の様子(6月6日)
久延彦神社周辺(6月6日)
例年、境内の「ささゆり」は5月下旬から6月中旬頃にかけて可憐な花を咲かせ、参拝者の眼を楽しませています。
写真はご神花「ささゆり」をご覧いただける「ささゆり園」の様子(6月6日)です。
現在、境内全体で多くのささゆりが開花しております。
ご参拝の後には、是非この時期にしか見られないご神縁深い「ささゆり」の花をご覧ください。
※ささゆり園の開園は、9:00~16:00まで毎日開園いたします。
~ご神花「ささゆり」~
『古事記』によると、ささゆり(山ゆり草)は本来、「佐韋(さゐ)」といい、三輪山の麓にはたくさんの「ささゆり」(山ゆり草)が美しく咲き誇っていました。また率川神社で6月17日に行われる三枝祭(さいくさのまつり)には、ささゆりの花がお供えされています。このようにささゆりは当神社と縁の深い花です。
しかしながら「ささゆり」も自然環境の変化からでしょうか、最近では見ることの少ない貴重な花になりつつあります。そこで当神社では平成5年より「ささゆり」復活のため、専門家の協力を得ながら大切に花を栽培してきました。その努力の結果、境内の各所に植栽された「ささゆり」がようやく美しい花を咲かせるようになりました。