神山三輪山の緑を守る植樹について

ご案内
  • 三輪山は、標高467メートル、周囲16キロメートル、面積は約350ヘクタールあり、この中に、常緑広葉樹、落葉広葉樹、針葉樹など合わせて、40種類以上の樹木が繁茂しています。特に代表的なものとして、松、杉、檜と榊があり、常に青々とした山容を示しています。

    しかしながら、平成10年9月22日の午後、近畿地方を直撃した中型で強い台風7号は、近畿各地に大きな爪あとを残しました。その被害は三輪山も例外ではなく、特に中腹より頂上に至る樹齢50年から500年にわたる杉、松、檜をはじめ、樫、楠、桜など多数が倒れ、頂上の高宮神社付近に至っては、立ち残る木は数本を残すのみとなってしまいました。

    その被害面積は、46.38ヘクタールに及び、山内の概算被害本数は、1万本を超え、お山の回復には少なくとも30年以上はかかるのではないかと思われます。 ありがたいことに、三輪山の緑を守る運動が、豊年講の人たちを中心に熱心に繰り広げられており、「お山に献木させて下さい」との暖かい励ましの言葉も多くいただいております。

     

    神社では、この歴史ある三輪山にふさわしい緑の景観を念頭に、長期的な展望に立ち、お山をはじめ参道や境内各所に植栽を進めております。

    社頭では、毎日献木料の受付を行っておりますので、ご協賛、ご協力を宜しくお願い致します。


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    大和国一之宮 三輪明神 大神神社
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