ご祭神は国造りの神様として、農業、工業、商業すべての産業開発、 方除(ほうよけ)、治病、造酒、製薬、禁厭(まじない)、交通、航海、縁結びなど世の中の幸福を増し進めることを計られた人間生活の守護神として尊崇されています。
そして、崇神天皇の御代に大流行した疫病をご祭神が鎮めたこと、杜氏の高橋活日命(たかはしのいくひのみこと)がご祭神の神助で美酒を醸したことから、医薬の神様や酒造りの神様として広く信仰をあつめておられます。また、ご祭神の御名、「大いなる物の主」はすべての精霊(もの)をつかさどられる・統べられるという意味をあらわし、災をなす精霊(もの)をも鎮め給う霊威から厄除け・方位除けの神様としても厚く敬われています。