紙本墨書。中国南北朝時代の北周書の列伝、楊忠伝逸文上・下及び王雄伝逸文とを一巻に貼り合わせています。いずれも平安時代初期の写しと推定される古鈔本です。 大正12年(1923)に大直禰子神社(旧神宮寺、大御輪寺)の社殿の屋根裏から発見された大変貴重なものです。現在、奈良国立博物館へ委託中。