※三輪山会館にて展示
日本芸術院会員、文化勲章受章者の堂本印象氏の抽象画の大作。氏の作風は次第に自由な心象表現を求め抽象画へと向かいました。この二作も日本画の純粋な抽象を追い続けた流れの中に位置します。「和」は御祭神の和魂(にぎみたま)を表現して民衆総和の理想を示し、「光」は御祭神の荒魂(あらみたま)を表現して無辺の大きな光の力をもって、国土と民衆を包み込み、建国の精神と人類社会の理想を示したとされます。