大神神社では、重要文化財を始め数々の文化財指定品や祭祀遺物等を保存し、また一般の展覧に供するための施設として、「宝物収蔵庫」があります。
その宝物収蔵庫では、新年より「三輪山を仰ぐ 絵図に見る神体山護持の歴史」と題して、新春企画展を開催します。大神神社収蔵の古代祭祀遺物などの宝物も併せて展示しております。
是非、ご参拝の際にはご家族みなさんで足をお運び下さい。
開館日 毎月1日、土・日・祝日、1月1~5日
開館時間 午前9時30分より午後3時30分まで (正月特別期間 1日~5日は時間延長)
拝観料 大人 200円 高校生以下 100円
冬至の日に南瓜を食べると「病気にならない」と古くから各地で言い伝えられています。昔は冬至の頃には食べられる野菜が少なかった為、冬を元気に越せるようにと願いを込めて、栄養もあり保存の利く南瓜を大切にし、食べていたようです。
そこで当神社では、冬至の時期にあわせて奉納され、御神前にお供えされた南瓜を大鍋で炊き出して、参拝者の方々に振る舞っております。
例年1200食分を用意し、周囲は南瓜と出汁の香りが立ちこめ、事前の告知でご存じだった方や、偶然この日に参拝した方々などで会場には人があふれ、大変喜ばれています。
当日は祈祷殿前にて「南瓜煮」と「南瓜ぜんざい」を各600食(※無くなり次第、終了)ずつご参拝の皆様に無料で振る舞います。是非お楽しみに。
新しい年を目前に控えた第2日曜日の12月13日、三輪さんの冬の風物詩である「大注連縄の飾り付け」が行われます。この「大注連縄」は、崇敬団体である岸和田市の「照友会」により、昭和29年から毎年欠かさず、奉納されているものです。
最大のもので長さ6・5メートル、太さ1メートル、重さ350キログラムもあります。
早朝、拝殿前斎庭の大注連柱用をはじめ4本の大注連縄が、大型トラックで岸和田を出発し、二の鳥居に到着すると、神職のお祓いを受け、そこから50名近くの会員の手で拝殿前まで運び込まれます。
続いて拝殿で「奉納奉告祭」が執り行われた後、ご参拝の方々にもお手伝いをいただき、正面の大注連縄が取り替えられます。
皆様方も是非、この行事にあわせてお参りいただき、引き綱を引いて大注連縄の飾り付けに参加されてはいかがでしょうか。
仲秋の名月にあたる9月27日(日)に、「観月祭」をはじめ「観月句会」や「野点席」が盛大に行われます。
「観月句会」は当日、大礼記念館本館「昭和の間」にて句の申し込みを受け付けております。
(選者=村手圭子 後選=森田純一郎 ※午後1時30分締切)。
入選句は午後6時30分から行われる「観月祭」の中で披講されます。
「野点席」は、裏千家淡交会の辻宗祐社中の皆さんのご奉仕で、午後3時より午後6時まで三輪山会館にて行っております。
そして「観月祭」は午後6時30分より行われ、祈祷殿前の斎庭に祭場が設営され、神楽や舞楽の奉納、雅楽演奏など優雅に進められます。
来る9月26日・27日の両日にわたり「秋の講社崇敬会大祭」にあわせて、さまざまな催しが行われます。
和太鼓の演奏や大勢の搗き手が歌にあわせて同時に餅をつく「千本杵つき」、中身を開けるのが楽しみな「三輪山福袋」や各地の名産品などが並べられたバザー店、そして金魚すくいをはじめ、お子さんも楽しめる楽しい催しもあります。
お参りの後には、是非お立ち寄りください。