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御櫛笥(おんくしげ)附 櫛4枚

御櫛笥(おんくしげ)附 櫛4枚

皇大神宮別宮の風日祈宮(かざひのみのみや)御装束で、黄楊の櫛を入れる御箱です。黒漆塗りの覆蓋造(ふがいづくり)という造りになっています。外側は銀平文という漆工技法を用い、筥の中の布地は赤地唐錦、黄楊の櫛は四枚で、唐錦の櫛袋が附属します。櫛は棟の丸い横櫛で、唐の影響をうけ、奈良朝以降に多く用いられた形です。

平文という漆工は、漆塗りの途中の工程で、文様のかたちに切り取った金銀や貝などの薄板を張り、さらに漆を塗り重ねてから表面を研ぎ出して文様をあらわす漆工技法です。この技法は平脱文とも呼び、正倉院の宝物にも数多くみられます。この箱は銀の薄板で唐花唐草、鳳凰、飛雲の文様を張りつけた銀平文装で、表面に施された毛彫も繊細で精巧です。

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