奈良市の中心地にある率川神社(いさがわじんじゃ)は、奈良市内で最古の神社です。社殿が三殿、横に並び、左右に父神様(狭井大神)と母神様(玉櫛姫命)が、まるで中央の御子神様(媛蹈韛五十鈴姫命【ひめたたらいすずひめのみこと】)を、お守りするようにお祀りされています。
このことから「子守明神(こもりみょうじん)」とも呼ばれ、古くより篤い信仰を集めてきました。
昨今、児童・幼児虐待など親と子の関係、きずなが弱くなり、その将来が心配される時代にあって、誠に麗しい姿で鎮座なされ、「子育ての神様」として、ご神徳を仰いで参拝される方も年々多くなっています。
10月、11月中は毎日「七五三生育安全」のご祈祷を受付けていますので、是非ご参拝下さい。
その他のご祈祷も毎日承っております。
◆受付時間 : 9時から17時まで(事前にお電話にてご予約下さい)
◆ご祈祷料 : 5000円から
◆お問い合わせ : 奈良市本子守町18 率川神社 (電話)0742-22-0832
男の子は三歳と五歳、女の子は三歳と七歳と、成長の節目にあたる子供たちが神社にお参りして、これまでの健やかな生育と健康を感謝し、なお一層の成長を願うのが「七五三詣」です。
当神社では10月・11月の2ヵ月間にわたり、毎日「七五三詣」のご祈祷をご奉仕致しておりますので、ご都合に合わせてお越し下さい。
お参りのお子さんには、「お守り」をはじめ「千歳飴」や「風船」などの記念品が授与されます。
どうぞご家族お揃いでご参拝頂き、大神様のご神前でご祈祷をお受け下さい。
・受付時間 9時から16時までの毎日(ご予約は不要です)
・ご祈祷料 5,000円(お二人の場合、お二人で8,000円)
※神楽祈祷の場合、10,000円(お二人の場合、お二人で18,000円)
来る9月28日・29日の両日にわたり「秋の講社崇敬会大祭」にあわせて、さまざまな催しが行われます。
和太鼓の演奏や大勢の搗き手が歌にあわせて同時に餅をつく「千本杵餅つき」、中身を開けるのが楽しみな「三輪山福袋」や各地の名産品などが並べられたバザー店、そして金魚すくいをはじめ、お子さんも楽しめる楽しい催しもあります。お参りの後には、是非お立ち寄りください。
この度、「大神神社(摂末社を含む)の祭礼・境内風景」「三輪山及び周辺の風景」をテーマにて開催いたしました「三輪山フォトコンテスト」に、近畿圏を中心に60名の方々から合計160点もの作品が寄せられました。
去る3月11日(月)、当神社において審査員の方々をお招きして厳正なる審査を行ったところ、優秀な作品が大変多く、協議の結果、当初の予定よりも入賞者の数を増やさせていただきました。ここに入賞された皆さんを発表いたします。
入賞作品は、4月13日(土)より4月21日(日)までの間、当神社境内にあります「南西廻廊」、4月27日(土)より6月2日(日)までの間、「参拝者無料休憩所」(午前9時~午後4時まで)にて展示をいたします。
皆さんお誘い合わせの上、どうぞご来社ください。
賞 | 氏 名 | 住 所 | 作品名 |
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大神神社宮司賞 | 小西 誘一郎 | 茨木市 | 大和の朝 |
優秀賞 | 宮田 哲治 | 磯城郡 | 月影清かに |
廣瀬 靖之 | 大阪市 | 星彩 | |
佳 作 | 廣瀬 靖之 | 大阪市 | ご神火走る |
本田 和博 | 香芝市 | 朝焼けに染まる | |
野口 文男 | 桜井市 | 若宮神幸祭 | |
荒谷 譲 | 大和郡山市 | 大鳥居夕照 | |
梅本 秀明 | 桜井市 | 春のおとづれ | |
仲島 英子 | 橿原市 | 夢のかけ橋 | |
乾 仁美 | 桜井市 | 落日 | |
久田 智子 | 葛城市 | 麦秋の三輪山 | |
原田 亜土 | 橿原市 | 大美和の杜 | |
宮口 達夫 | 天理市 | 夏の夜 |
新しい年を目前に控えた第2日曜日の12月9日、三輪さんの冬の風物詩である「大注連縄の飾り付け」が行われます。この「大注連縄」は、崇敬団体である岸和田市の「照友会」により、昭和29年から毎年欠かさず、奉納されているものです。
最大のもので長さ6・5メートル、太さ1メートル、重さ350キログラムもあります。
早朝、拝殿前斎庭の大注連柱用をはじめ4本の大注連縄が、大型トラックで岸和田を出発し、二の鳥居に到着すると、神職のお祓いを受け、そこから50名近くの会員の手で拝殿前まで運び込まれます。
続いて拝殿で「奉納奉告祭」が執り行われた後、ご参拝の方々にもお手伝いをいただき、正面の大注連縄が取り替えられます。
皆様方も是非、この行事にあわせてお参りいただき、引き綱を引いて大注連縄の飾り付けに参加されてはいかがでしょうか。
新しい年を目前に控えた12月11日、当神社二の鳥居前に奈良県花き植木農業協同組合より見事な大門松が奉納されます。
当日、組合職員の方々によってクレーン車を使うなどして、手際よく飾り付けが行われ、最後に神職によるお祓いを受けて完成となります。
この奉納は今回で21回目を数え、奉納者の「地産地消」のこだわりから、材料は全て奈良県産の物を使い、土台から先端までの高さがおよそ5メートルもある「ジャンボ門松」です。
毎年、ご参拝の方々の写真スポットとしても大人気です。
歳神様が宿るに相応しい立派で大変華やかなこの門松は、1月15日の小正月まで飾られ、初詣の皆様をお待ちしております。